慢性疲労症候群の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
16歳で卵巣嚢腫になり、左をすべて摘出されました。30歳になってからは慢性疲労症候群のためふらつきや眩暈が酷く、ストレスでイライラしやすく高温期に胸も張りやすい状態になっていました。
また胃腸が弱いため胃もたれをすぐにおこし、夜は眠りが浅くよく夢を見るとの事。更に目の疲れが酷く視力も落ちて来て困り、漢方薬で何とかしていきたいと来店されました。
30代女性
中国医学的には『心脾両虚』の状態と考えられ、体力や「血」を補っていく漢方や「気」の巡りを良くする漢方などをおすすめしました。
2週間ほどして体の疲れもとれ余裕が出来てきたそうです。体のだるさはまだ残ることがあるが、以前のように倒れこむ事はなくなりました。
また体が元気になってきたからか抜け毛も減って、睡眠も良くなって来たとのこと。漢方を飲むと体調がいいため、引き続き飲んでいただいております。
中国医学では体力や「血」が不足しますと、慢性の疲労・眩暈・ふらつきなどが出てきます。また「心」に「血」が不足しやすくなりますと、疲れているのに眠れなくなったり、不安感・動悸なども出てくる方が多いといわれます。
この場合は体力や「血」をシッカリ補っていく漢方などをおすすめし、多くの方が良くなられております。
髪の毛も「血」が不足しやすい状態が続きますと、パサパサしたり、抜け毛が多くなってくるといわれます。普段から緑黄色野菜などを取ることも大切です。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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